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THE ALL NEW SCALE

LIGHT WEIGHT PERFECTION
THE - ALL NEW SCALE


SCOTT SCALE RCは、SCOTTの技術革新、テクノロジー、デザインを象徴するバイクです。
このバイクはSCOTTのレースの血統をDNAとして受け継いでいます。

2009年、オーストラリアのキャンベラで開催されたMTB世界選手権XCで、一人の若きアスリートが優勝しました。そのアスリート、ニノにとって初のエリート世界チャンピオンのタイトルでした。
そして、この勝利がニノの伝説的歴史のはじまりとなりました。

2010年、XCO Dalby Forest World Cupレースで、ニノ・シュルターはジュリアン・アブサロンを写真判定で上回り、MTBワールドカップ初優勝を果たしました。
2008年北京オリンピックでの銅メダル、2012年ロンドンオリンピックでの銀メダル、そして世界中のアスリートがSCOTT SCALEを使用し、成功を収めています。

そして、2023年モデルとして数々の勝利の歴史を更に更新すべく新たなSCALEが登場いたします!
新しいSCALE RCは、剛性、軽量性、30年にわたるカーボンの専門知識を完璧に融合させたモデルです。
妥協のないフレームデザインに包まれたこれらの特性は、ペダルを踏み込むたびにSCALEを加速させ、瞬く間に集団を切り離します。
DESIGN

新しいSCALEのデザインは、「機能的な物は美しい」という指針のもと、純粋な効率性を追求した妥協のないものとなっています。

究極かつ最もシンプルな構造を追求し、クロスカントリーバイクのDNAをバランス良く反映させることで、必要不可欠な要素を中心にデザインし、全く新しいタイプのクロスカントリーバイクを生み出しました。
その結果、ストレートで明快なデザインは、SCALEの特徴であるアグレッシブな外観をもたらし、その特性を堂々と発揮するバイクとなりました。
GEOMETRY

フレームレイアウト全般について、世界最速のアスリート達からの長年のフィードバックをもとに、新しいSCALE RCのジオメトリーを入念にチューニングしています。

SCALE RCを設計する際の主な目的の一つは、より多くのライダーグループとコースプロファイルに対して、ライドポジションとハンドリング特性を最適化するジオメトリを提供することでした。

ニノ・シュルターやケイト・コートニーをはじめとするSCOTT-SRAM Racing Teamのアスリートと協力することで、ジオメトリーに関して我々が求めるものを正確に突き止めることができたのです。

SCALEのジオメトリーは、世界選手権で優勝したフルサスペンションレースバイク、SPARK RCのジオメトリーからインスピレーションを受け、ハードテールの特性を引き出すために最適化されています。
フルサスペンションのSPARK RCと同じジオメトリーなので、両者を簡単に乗り換えることができます。
乗り換えに対してもポジションセッティングの時間を必要としません。高速のレースでSCALE RCにシームレスに切り替えることができます。
これからのXCレースで自信を持てるようになりました。

ケイト・コートニー
2019 WORLD & WORLD CUP CHAMPION
SCOTT-SRAM MTB RACING TEAM
CARBON ENGINEERING

全く新しいSCALEは、カーボンクラフトマンシップの真骨頂といえるでしょう。
異なるカーボンファイバーの特性をバランスよく組み合わせることで、各セクションに特化したミックスが生まれ、バイクの個性を発展させています。

異なるカーボンファイバーを一つのシステムでバランスよく組み合わせ、素材が持つ本来の性能を発揮させることは、30年以上にわたって培ってきたカーボンの専門知識と、常に革新を求める我々の努力の結晶です。
新しいSCALE RCは、モノコック構造によりバイクの主要部分であるフロントトライアングルを1つの金型で製作することが可能です。カーボンの専門知識を生かし、新しいSCALEはわずか3つのパーツで構成されています。

これは、ハードテールレースバイクで常に目指している優れた剛性を維持しながら、接合部の数を減らすことで効率性を高め、重量を減らすことに直結します。
フレーム全体をシステムとして構築するモノコック設計は、フレームが全体であらゆる力を効率よく伝達処理することを可能にしています。
LIGHTWEIGHT ZONE VS STIFFNESS ZONE

剛性は主にダウンチューブからボトムブラケット、チェーンステーにかけて影響します。
これらを繋げた部分をいわゆる剛性ゾーンとして構成しています。

そして、トップチューブからシートチューブ、シートステーにかけては快適性や乗り心地等に影響をもたらす柔軟なゾーンとしています。これらの剛性部分の区分けは、SCALE RCのようなハードテールを構成する際に、より顕著になります。

パワー伝達と効率性の向上はハードテールに求められる重要な部分です。
この剛性ゾーンを高剛性かつ軽量化する事によって、更にバイクの上半分の重量を最適化することができます。
WEIGHT

製品を最高レベルで進化させるとき、すべては微細なディテールの追求に辿り着きます。これらは、バイクとライダー両方のパフォーマンスに真の影響を与えるものです。

それは、グラム単位で測れるアドバンテージではありません。剛性、強度、そしてフィーリング等の細かな要求を最適にバランスさせ、綿密に開発されたシステムこそが、私たちが求めていたものなのです。

新しいSCALE RCではそのスイートスポットに到達し、製品群全体の重量を最適化しました。新しいSCALE RCを開発する際、私たちは意図的にいくつかの異なることを行いたいと考えました。

SCALE RCは重量を最適化し、SCOTTの革新的なテクノロジーを示すべくいくつかのスマートな構造ソリューションを持たせています。これらの特徴とは、3つのカーボンフレームオプション(HMX-SL、HMX、HMF)となります。
BOTTLE CAGE INSERTS

新しいSCALE RCでは、ハードウェアの重量が従来の82gから45g(HMX-SL)へとほぼ半減しています。
これは、チェーンガイド、ボトルケージインサートなどの金属製インサートの使用量を減らし、ケーブル配線を最適化することで実現したものです。

SCALE RCでは、可能な限り金属製インサートの量を減らしました。HMX-SLフレームではさらに軽量なポリマー素材をボトルケージインサートとして採用しています。
これらはスマートで柔軟なクリッピング機構により、フレームと同一平面になるように完全にプラグインすることができます。

必要なプラグとマウントをセットアップできるため、ライダーは最大限の柔軟性を得ることができ、さらにスレッドが破損した場合にも簡単に交換できるため、潜在的な脆弱性を排除することができます。
プラグやインサートは工具を使わずに簡単にセットアップができ、全体的にすっきりとしたデザインに仕上がっています。
DROP OUT

ドロップアウトは先進の中空構造を採用し、アクスルヘッドをドロップアウトの内面にクランプさせ、ヘッドを表面と同じ高さに合わせています。
これにより、可能な限り軽量な構造を実現し、外見上もすっきりとしたデザインに仕上がっています。

新しいドロップアウト構造で7.5gの軽量化を達成、最適化された設計により、リアトライアングル部の幅を狭くすることができ、この部分でさらに20gの軽量化が可能となりました。
SERVICE DOOR

ダウンチューブカバーからアクセスできる小さなサービスドアは、ボトムブラケットを取り外すことなくフレーム内部へ簡単にアクセスすることができます。
ケーブルの取り回しなど、フレームのメンテナンスも容易に行えます。
SIMPLIFIED AND LIGHTWEIGHT CHAIN GUIDE

チェーンガイドはフレームと同じ高さに収まるようシンプルに設計されています。この非常に小さなブラケットは、最もミニマルな構造を実現しています。
使用しないときはフレーム内側に固定されたブラケットを簡単に取り外し、開口部をスマートプラグで完全に覆うことができるため、すっきりとしたデザインになります。
SIMPLIFIED BRAKE MOUNT

ブレーキマウントは、160mmローター対応のポストマウント規格のシンプルな台座を採用し、この部分の軽量化を実現しています。
180mmローターを使用する際はアダプターを使用します。
この構造により14g軽量化、スッキリしたデザインに貢献しています。
COCKPIT

新しいSCALEは、Syncrosの最新型Fraser iCコンボを搭載しています。

シンクロスのデザイナーは、ケーブルがバーの下からステムの側面に回り込み、ヘッドセットに消えるように形状を工夫し、一体化したプラスチックパーツですっきりと効率よくまとめられています。
これにより、ケーブルの曲がりやねじれを回避し、ミニマルなフロントエンドを実現しています。

新しいSCALEでは、ヘッドアングルを0.6度傾けたり、立てたりしてセッティングを調整することも可能です。これはケーブルを切ったり、ブレーキを抜いたりすることなく行えます。
ハンドルバーを分解し、ヘッドセットカップを180度回転させ、再び組み立てるだけです。
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