Team DSM ステージレース Paris Nice に出場。
Photo BY Team DSM Twitter
2021年から SCOTT がBikeなどを供給するプロチーム、Team DSM がシーズンをスタート、フランスのステージレース、Paris Nice を走り始めました。 大会公式HPはコチラ
Paris-Nice はその名前の通り、フランスのパリをスタートしニースへ南下していく8日間のステージレース。別名 course au soleil =太陽へのレース、肌寒い気温でスタートし暖かい地中海へと向かいます。
Team DSM のメンバーは以下の通りです。
11 TIESJ BENOOT 26歳 ベルギー人
12 CEES BOL 25歳 オランダ人
13 NILS EEKHOFF 22歳 オランダ人
14 JAI HINDLEY 24歳 オーストラリア人
15 SØREN KRAGH ANDERSEN 26歳 デンマーク人
16 CASPER PEDERSEN 24歳 デンマーク人
17 JASHA SÜTTERLIN 27歳 ドイツ人
今回の構成は、エースナンバーのクライマー、TIESJ BENOOT 選手で総合上位を狙う布陣。
ツールドフランスに向けて続く、シーズン序盤のステージレースで状態を上げていくとともに、展開次第ではステージも狙いに行くでしょう。
Photo BY 大会公式HP
第1ステージ 3/7 166 KM SAINT-CYR-L'ÉCOLE > SAINT-CYR-L'ÉCOLE
第2ステージ 3/8 188 KM OINVILLE-SUR-MONTCIENT > AMILLY
第3ステージ 3/9 14.4 KM GIEN > GIEN (個人タイムトライアル)
第4ステージ 3/10 187.5 KM CHALON-SUR-SAÔNE > CHIROUBLES
第5ステージ 3/11 200 KM VIENNE > BOLLÈNE
第6ステージ 3/12 202.5 KM BRIGNOLES > BIOT
第7ステージ 3/13 166.5 KM NICE > VALDEBLORE LA COLMIANE
第8ステージ 3/14 110.5 KM NICE > NICE
第2ステージ 3/8 188 KM OINVILLE-SUR-MONTCIENT > AMILLY
第3ステージ 3/9 14.4 KM GIEN > GIEN (個人タイムトライアル)
第4ステージ 3/10 187.5 KM CHALON-SUR-SAÔNE > CHIROUBLES
第5ステージ 3/11 200 KM VIENNE > BOLLÈNE
第6ステージ 3/12 202.5 KM BRIGNOLES > BIOT
第7ステージ 3/13 166.5 KM NICE > VALDEBLORE LA COLMIANE
第8ステージ 3/14 110.5 KM NICE > NICE
Photo BY Team DSM Twitter
3/7 第1ステージは166 Km の平坦ステージ。
ボーナスタイムのついたスプリントポイントが2か所設定された平坦の第1ステージは、ボーナスタイムを狙う総合勢、山岳ポイント狙いの逃げ、ゴールスプリントを勝利して総合1位マイヨジョーヌを狙うスプリンター。それぞれの思惑が交差するステージです。
序盤のフランス選手一人逃げとそれに合流した3名の逃げグループを残り27kmで集団が吸収します。
この日2回目のスプリントポイントで Team DSM の BENOOT 選手が1位通過を狙いますが、Team BikeExchange に今年から復帰したMichael Matthews 選手にかわされ2位通過。
2秒のボーナスタイムを獲得します。
ゴール前でスプリンター CEES BOL 選手を CASPER PEDERSEN 選手がリードアウトする作戦でしたが、集団内でポジションを確保できず、ステージ順位は40位。
その後ろで49位に BENOOT 選手となりましたが、ボーナスタイムが利いてBENOOT 選手は総合5位になりました。
Photo BY SCOTT Bike Twitter
Team DSM に供給されるロードバイクは Disc ブレーキ仕様の最新モデル、ADDICT RC と FOIL です。
画像の左側、ADDICT RC は軽量性を最優先に開発された、Disc ブレーキ専用設計のロードバイク。軽さと剛性の両立の為、1-1/4インチ(31.75mm)のフォークコラム径を採用し、1-1/2(38.1mm)インチベアリングを上下で保持した太いヘッドパーツにハンドル周りの全てのブレーキ、シフトケーブルを内装した設計。
非常にすっきりとした見た目が特徴です。
シートクランプもカーボン製でイモネジ式のボルトでアルミプレートを押してシートポストを固定する軽量さを優先した設計です。
シートポストはD型形状でエアロも意識した設計をしており、フレームとしては万能型ですが、最優先は軽量性。登りを含むステージでの活躍に期待です。
画像の右側、FOIL は空気抵抗の低減を最も重視したいわゆるエアロロードです。
2020年まではメンテナンス性を重視して、ケーブル類は外装でしたが、ADDICT RC で採用された新型コンボバーとヘッドシステムを採用し、2021モデルからフル内装化、よりエアロ効果を高めました。
注目すべきはフル内装なのにこれまでと同形状の非常に薄型で中央がくびれたデザインのヘッドチューブです。
2020年まではADDICT RC と同じ1-1/4インチ(31.75mm)ステアリングコラムを採用していましたが、2021年モデルでは驚きの1インチ(25.4mm)コラムを採用し、空いたスペースにケーブルを内装することでメカニカルコンポーネントでもフル内装可能な設計にしています。
一般的なオーバーサイズ1-1/8(28.575mm)インチよりもさらに細い1インチコラムですが、そこはカーボンエキスパートのSCOTT、全てのグレードでフロントフォークをHMXカーボン製かつ肉厚の設計とし、これまでと同様にスプリンターの全開スプリントを支える抜群の剛性を誇ります。
Photo BY Team DSM Twitter
今回のParis-Nice では、BENOOT 選手の総合成績と合わせて、逃げやアタックで果敢な走りが期待される若い選手の多い Team DSM。
Team DSMとSCOTT Bike の活躍にご期待ください。