6/8 第4ステージは196,7 Kmの平坦ステージ。
スタート直後からアタックがかかり、コンチネンタルチーム所属の2名の選手が逃げグループを作りました。
メイン集団は強い横風の影響で2つに分断され、Team dsm-firmenich PostNL や有力なプロチームは前方の集団に位置します。
この時は後方の集団は何とか追い付きますが、100kmを過ぎ、2回目の Oesterdam の橋を走るところで再び横風による集団分断が起こります。
分断前方は26名のグループとなりそのままレースをリードします。
Team dsm-firmenich PostNL やゴールスプリントに持ち込みたいチームが後方のメイン集団をコントロールしペースをつくります。
メイン集団が速いペースで追いかけることで逃げグループは少しずつ人数を減らしていきました。
残り距離が少なくなりますが、この日は計算通りにラスト500mの地点で最後に逃げていた2名の選手を吸収、ゴールスプリントに持ち込みました。
Casper van Uden 選手がスピードの違いを見せつけて先頭でゴール。
第2ステージに続いての今大会2勝目で今シーズンの4勝目、チームは男子レースで今シーズン11勝目の勝利を挙げました。
stage 4 ROOSENDAAL - ROOSENDAAL 196.7 KM
1 VAN UDEN Casper Team dsm-firmenich PostNL 4:14:26 -
2 DEHAIRS Simon Alpecin - Deceuninck ,, -
3 LONARDI Giovanni Team Polti Kometa ,, -
51 EDDY Patrick Team dsm-firmenich PostNL 0:24 -
66 NABERMAN Tim Team dsm-firmenich PostNL 2:45 -
68 ROOSEN Timo Team dsm-firmenich PostNL 2:55 -
74 RAGILO Frank Aron Team dsm-firmenich PostNL 7:14 -
75 PEACE Oliver Team dsm-firmenich PostNL ,, -
Casper van Uden 選手はゴール後以下のように語りました。
「今日は風があり慌ただしい一日でしたが、チームは本当によく頑張ってくれました。ゴールでは、逃げグループに追いつくためにアクセル全開で追いかけ、運良く追いつくことができました」
Team dsm-firmenich PostNL の Joey van Rhee 監督は以下のように語りました。
「今日は予想された横風による集団分断が混乱を引き起こしました、かなり慌ただしい一日でした。メイン集団が最初に分断されたとき、私達のチームは前のグループにいましたが、後ろの集団が追い付き一旦元に戻りました」
「再度分断は起こり、前のグループから10人がアタック、Casper(van Uden 選手)はその動きにはついて行かないというギャンブルをしました。その後、後ろのメイン集団は Casper のグループに追いつき、私たちはチェイシングを助けるために人数を確保しました」
「ラストはまたかなりきつい展開になりましたが、チームはうまくこなし、残り500mで逃げていたグループに追いつきました。Casper は集団ゴールスプリントを制し今週2勝目を挙げ、今日の素晴らしいチームワークを締めくくりました」