4/27 第7ステージは İzmir - İzmir 125,4 Kmのスプリントステージ。
上りゴールのクイーンステージが終わり再びスプリンターたちが活躍する平坦ステージです。
スタート時点では Team dsm-firmenich PostNL の Frank Van Den Broek 選手が総合リーダーですが2位とのタイム差は4秒。
この日もQ36.5 PRO CYCLIMG TEAM が逃げにメンバーを入れてきます。47番 オーストラリア人の James Whelan 選手と 171番 BEYKOZ BELEDİYESİ SPOR KULÜBÜ チームの Natnael Berhane 選手が残り98km地点から抜け出します。
この後2人は逃げ続け48.7kmの3級山岳ポイントは James Whelan 選手。76.3kmと86kmのスプリントポイントは Natnael Berhane 選手がとりました。
集団は残り6kmで最後まで一人で逃げていた James Whelan 選手を吸収し、集団ゴールスプリントの態勢に入ります。
ゴールまで2kmを切って最後の折り返しコーナーで集団の中間あたりで落車が発生します。
残り300m、先頭に位置していたスプリンターたちはゴールスプリントを開始。Team dsm-firmenich PostNL は Fabio Jakobsen 選手を Tobias Lund Andresen 選手がアシストする体制でゴール前250mから最高速で集団の先頭を走ります。しかし Jakobsen 選手は囲まれていて前が開けず、後ろに付くことが出来ません。
そのまま Tobias Lund Andresen 選手がロングスプリントでスピードを維持してステージ優勝をあげました。
Tobias Lund Andresen 選手は今大会通算ステージ3勝目、前日失ったスプリント賞も取り返しました。
総合首位は変わらず、 Frank Van Den Broek 選手がキープしました。
Stage 7 İzmir - İzmir 125,4 km
1 ANDRESEN Tobias Lund Team dsm-firmenich PostNL 2:50:58
2 DUPONT Timothy Tarteletto - Isorex ,,
3 PEÑALVER Manuel Team Polti Kometa ,,
6 JAKOBSEN Fabio Team dsm-firmenich PostNL ,,
46 VAN DEN BROEK Frank Team dsm-firmenich PostNL ,,
67 WELTEN Bram Team dsm-firmenich PostNL ,,
107 VAN DEN BERG Julius Team dsm-firmenich PostNL ,,
127 DORUSSEN Johan Team dsm-firmenich PostNL ,,
GENERAL CLASSIFICATION
1 VAN DEN BROEK Frank Team dsm-firmenich PostNL 25:53:09
2 KUDUS Merhawi Terengganu Cycling Team 0:04
3 DOUBLE Paul Team Polti Kometa 0:09
66 ANDRESEN Tobias Lund Team dsm-firmenich PostNL 20:13
85 VAN DEN BERG Julius Team dsm-firmenich PostNL 34:01
100 WELTEN Bram Team dsm-firmenich PostNL 40:00
111 JAKOBSEN Fabio Team dsm-firmenich PostNL 46:30
152 DORUSSEN Johan Team dsm-firmenich PostNL 1:38:19
POINTS CLASSIFICATION
1 ANDRESEN Tobias Lund Team dsm-firmenich PostNL 58
2 LONARDI Giovanni Team Polti Kometa 48
3 JAKOBSEN Fabio Team dsm-firmenich PostNL 44
16 VAN DEN BROEK Frank Team dsm-firmenich PostNL 15
Tobias Lund Andresen 選手はゴール後以下のように語りました。
「Fabio(Jakobsen 選手)が僕の後ろに付き、私は Bram(Welten 選手)の後ろをキープしていました。すべてが完璧に、計画通りに進んでいました」
「しかし Fabio は、ゴール前でコースを少し絞られてしまい、彼はそのままゴールを狙うように私に言いました。ファビオが僕のスリップストリームにいて、最後に僕をかわしてくれることを願っていたけど、フィニッシュに近づいたら、どうやってでも勝利を掴み取り、みんなの良いチームワークに応えてフィニッシュしなければいけません」
「ここまで7ステージで5勝を挙げて総合成績でリードしている事実は本当に特別なことで、すべてがうまくいっています、勢いもあります、今は夢のようです。総合首位のキープはチームにとって最優先事項です。今朝は全ての選手がボーナスタイムを稼ぐため、逃げのグループに加わろうとしていたので、今日のゴールスプリントエースの Fabio でさえいくつかのアタックに反応してコントロールに加わり、それをコントロールするために全員がサポートしていました。ここでFrank(Van Den Broek選手)と総合首位を守れば、とても大きな意味を持つでしょう。明日もベストを尽くして、また頑張ります」
Team dsm-firmenich PostNL の Roy Curvers 監督は以下のように語りました。
「今日のステージの1番の目標は、Frank(Van Den Broek 選手)の総合首位のリードを守ることでした。難しいスタートでしたが、良いチームワークでタイム差的に問題の無い少人数の逃げグループを先行させることができ、その後はチームでコントロールすることができました。Julius(Van Den Berg 選手)と Johan(Dorussen 選手)は、その点で素晴らしい仕事をしました」
「その目標を確実にし、この日の2つ目の目標、Fabio(Jakobsen 選手)のゴールスプリントを目指すことができました。チームで本当にいい最終局面を走ったと思います。彼らはゴール前のタイトなコーナーで集団が圧縮されたとき、お互いを待っていました。結局、Tobias(Lund Andresen 選手)がリードアウトを開始すると、Fabio はついていけませんでしたが、Tobias はそのリードアウトをゴールラインまで伸ばし、ここでチームにとって5勝目、そして個人的には3勝目をあげました。チームがやれていることが少し非現実的にすら感じられ始めています。明日も総合首位を守ってゴールスプリントを狙うつもりです」