TOUR OF TÜRKIYE の第4ステージで Tobias Lund Andresen 選手が勝利！｜株式会社スコットジャパン（公式ホームページ）

TOUR OF TÜRKIYE の第4ステージで Tobias Lund Andresen 選手が勝利！

4/21 からトルコで開催されているステージレース、Tour of Türkiye の第4ステージで Team dsm-firmenich PostNL の Tobias Lund Andresen 選手が集団ゴールスプリントを制して優勝、総合1位のリーダージャージも着用しました。

もともとはスプリントエースの Fabio Jakobsen 選手のリードアウトとして出場している Tobias Lund Andresen 選手ですが第2ステージでも3位に入り、好調なところを見せています。

Tour of Türkiye は UCI プロシリーズのステージレースで、4/21～4/28まで全8ステージ開催です。

このレースにはUCIワールドチームが Team dsm-firmenich PostNL を含め4チーム、UCI プロチームがQ36.5 Pro Cycling Team など9チーム。他には日本のコンチネンタルチーム KINAN RACİNG TEAM も参加しています。

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Photo BY 大会公式 HP

4/24 第4ステージは Marmaris - Bodrum 137,9 kmの3級山岳、2級山岳を含むステージ。

2級山岳を下り、カテゴリーの付かない峠も上って下ってゴールするコース設定。

公式スタートから25kmを過ぎたあたりで Q36.5 Pro Cycling Team の James Whelan 選手を含む8名の逃げグループが形成されます。

この逃げグループはゴールまで残りあとわずかと言うところまで行きますが、厳しい上りを走りきれたスプリンターたちを含んだメイン集団が追い付きます。

Team dsm-firmenich PostNL の Fabio Jakobsen 選手は途中、2級山岳の上りで脱落してしまい、その後メイン集団にもどれず、このゴールスプリントには参加できませんでしたが、そのアシスト役の Tobias Lund Andresen 選手が第2エースとして走り、集団スプリントを見事に制し優勝しました。

この勝利はDSM の育成チームからランクアップしてきた21歳、デンマーク人のネオプロ選手にとってのプロ初勝利。第2ステージで3位に入っていた Tobias Lund Andresen 選手は総合成績でも1位になりました。

stage 4　Marmaris - Bodrum 137,9 KM
1   ANDRESEN Tobias Lund   Team dsm-firmenich PostNL   3:29:42   -
2   VAN POPPEL Danny   BORA - hansgrohe   ,,   -
3   UHLIG Henri   Alpecin - Deceuninck   ,,   -

28   VAN DEN BROEK Frank   Team dsm-firmenich PostNL   ,,   -
54   VAN DEN BERG Julius   Team dsm-firmenich PostNL   ,,   -
106   WELTEN Bram   Team dsm-firmenich PostNL   8:25   -
120   PEATFIELD Benjamin   Team dsm-firmenich PostNL   15:24   -
140   JAKOBSEN Fabio   Team dsm-firmenich PostNL   ,,   -
161   DORUSSEN Johan   Team dsm-firmenich PostNL   22:14   -

GENERAL CLASSIFICATION

1   ANDRESEN Tobias Lund   Team dsm-firmenich PostNL   14:33:55
2   LONARDI Giovanni   Team Polti Kometa   0:04
3   UHLIG Henri   Alpecin - Deceuninck   ,,

38   VAN DEN BROEK Frank   Team dsm-firmenich PostNL   0:14
86   VAN DEN BERG Julius   Team dsm-firmenich PostNL   13:01
99   WELTEN Bram   Team dsm-firmenich PostNL   18:10
117   JAKOBSEN Fabio   Team dsm-firmenich PostNL   24:46
152   PEATFIELD Benjamin   Team dsm-firmenich PostNL   51:17
161   DORUSSEN Johan   Team dsm-firmenich PostNL   1:04:50

Tobias Lund Andresen 選手はゴール後以下のように語りました。

「今日はさまざまな選択肢があったので、Fabio（Jakobsen 選手）が集団に残っていたら彼のスプリントを狙っていたでしょう。そうでない場合は私がゴールスプリントを狙います」

「Frank（Van Den Broek選手）と Julius（Van Den Berg 選手）と本当にいいプランを立てて、最終的に本当に良い仕事をしてくれました。彼らは私を完璧にセットしてくれて、私はそこから勝利を狙い、私達はそれを成し遂げられました」

「今日のレースはコースプロフィールから想像していた以上に上りが厳しく、アスファルトも荒く難しかったです」

「Fabio のような選手がチームにいると、結果を求める自信とモチベーションを与えてくれます。今日は彼が遅れた後、無線で『もう足がない』と言い、彼は私を激励し、私の勝利を全面的に信じてくれました」

Team dsm-firmenich PostNL の Roy Curvers 監督は以下のように語りました。

「今日も選手たちは素晴らしかったです。Fabio（Jakobsen 選手）を含む大柄なピュアスプリンターの集団スプリント勝負に持ち込むには難しいステージになることはわかっていました。レースが難しくなると私たちは複数の展開のカードを用意します」

「ステージの途中で逃げ集団による勝負になるか、または70人ほどのスプリントになるであろうことがわかっていたので、Tobias（Lund Andresen 選手）と一緒にスプリントに取り組みました。前のステージで彼は最後の200メートルで本当に速く走り、勝利まであとわずかのところまで行きましたが、残念ながら早く仕掛けすぎました。今日はそれがうまくいって本当に良かったです。最後の局面では、Frank（Van Den Broek選手）と Julius（Van Den Berg 選手）が Tobias を落ち着かせ、正しいポジションをキープするための素晴らしい仕事がありました。だから、本当にうれしいチームの勝利です」