1/30 AlUla Tour の第1ステージ、149.1kmの平坦コース。
この大会は中東、サウジアラビアの砂漠の中の道路を使用して行われ、最終日の上りゴールを除き、第4ステージまでは平坦コースが続きます。
レースはスタートから30km地点で5名の逃げグループができ、この中には日本チャンピオンジャージを纏う JCLチーム右京の山本大喜選手も入りました。
遮蔽物の無い砂漠の直線の道路を使うレースの為、風向きとその強さで展開が左右されるこのレース。
メイン集団は大きなタイム差を許さず、残り距離が少なくなるにつれて差は詰まり、残り18kmで逃げていた全ての選手がメイン集団に吸収されました。
残り距離が少なくなるとゴールスプリントに向けて各チームのトレインが何本も形成され、集団前方に Team dsm-firmenich PostNL も Q36.5 Pro Cycling Team も位置します。ヘアピン状の180度カーブが2回あり、そのたびに集団が縦に延びますが Team dsm-firmenich PostNL は集団前方に位置し、 Casper van Uden 選手を絶好の位置で守り続けました。
UAE Team Emirates が先頭でゴールスプリントが始まりますが、その間を縫うようにCasper van Uden 選手が加速します。
正面から見ると何人もの選手が横一線に見える状態でゴールしました。
写真判定の結果、Team dsm-firmenich PostNL の Casper van Uden 選手が大集団のゴールスプリントを制しステージ優勝しました。
22歳の Casper van Uden 選手はプロ初勝利。スプリント賞ジャージ、総合1位のジャージと共にヤングライダージャージも獲得しました。
チーム総合は Q36.5 Pro Cycling Team が獲得しました。
Total distance covered : 149.1 km
RANK RIDER RIDER NO. TEAM TIMES
1 CASPER VAN UDEN 66 TEAM DSM-FIRMENICH POSTNL 03H 18' 55''
2 DYLAN GROENEWEGEN 32 TEAM JAYCO ALULA 03H 18' 55''
3 TIM MERLIER 91 SOUDAL QUICK-STEP 03H 18' 55''
4 SØREN WÆRENSKJOLD 41 UNO-X MOBILITY 03H 18' 55''
5 DUSAN RAJOVIC 25 BAHRAIN VICTORIOUS 03H 18' 55''
6 ARVID DE KLEIJN 131 TUDOR PRO CYCLING TEAM 03H 18' 55''
7 MATTEO MALUCELLI 166 JCL TEAM UKYO 03H 18' 55''
8 JUAN SEBASTIAN MOLANO 16 UAE TEAM EMIRATES 03H 18' 55''
9 GLEB SYRITSA 72 ASTANA QAZAQSTAN TEAM 03H 18' 55''
10 DAVIDE CIMOLAI 3 MOVISTAR TEAM 03H 18' 55''