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AlUla Tour で Team dsm-firmenich PostNL の Casper van Uden 選手が勝利!

 
1/30 AlUla Tour の第1ステージで Team dsm-firmenich PostNL の
Casper van Uden 選手が大集団のゴールスプリントを制しステージ優勝しました。 

2024シーズンがオーストラリアでスタート、それが終わると今度は中東、サウジアラビアで開催される AlUla Tour です。
昨年までは Saudi Tour と呼ばれていたレースで今回が4回目の開催。
2024年は 1/30 ~ 2/3 までの全5ステージ、総距離:811.2kmで行われる UCI 2.1 カテゴリーのステージレースです。

大会公式HPはこちら


TEAM DSM-FIRMENICH POSTNL の出場選手は以下の7名です。
砂漠を走るこのレースは基本的に平坦コースの為、スプリンターとスピードマンを集めた構成。
エースナンバーはベテラン、John Degenkolb 選手ですが、レース前 Roy Curvers 監督のインタビューでは、ゴールスプリントは若いオランダ人スプリンター、 Casper Van Uden 選手で狙うとのこと。



Q36.5 Pro Cycling Team の出場選手は下記の7名です。
チームのエーススプリンターはイタリア人の Matteo Moschetti 選手です。

121.Gianluca Brambilla
122.Fabio Christen
123.Tobias Ludvigsson
124.Matteo Moschetti
125.Joseph Rosskopf
126.Xabier Mikel Azparren
127.Filippo Conca




 
1/30 AlUla Tour の第1ステージ、149.1kmの平坦コース。
この大会は中東、サウジアラビアの砂漠の中の道路を使用して行われ、最終日の上りゴールを除き、第4ステージまでは平坦コースが続きます。

レースはスタートから30km地点で5名の逃げグループができ、この中には日本チャンピオンジャージを纏う JCLチーム右京の山本大喜選手も入りました。
遮蔽物の無い砂漠の直線の道路を使うレースの為、風向きとその強さで展開が左右されるこのレース。
メイン集団は大きなタイム差を許さず、残り距離が少なくなるにつれて差は詰まり、残り18kmで逃げていた全ての選手がメイン集団に吸収されました。
残り距離が少なくなるとゴールスプリントに向けて各チームのトレインが何本も形成され、集団前方に Team dsm-firmenich PostNL も Q36.5 Pro Cycling Team も位置します。ヘアピン状の180度カーブが2回あり、そのたびに集団が縦に延びますが Team dsm-firmenich PostNL は集団前方に位置し、 Casper van Uden 選手を絶好の位置で守り続けました。
UAE Team Emirates が先頭でゴールスプリントが始まりますが、その間を縫うようにCasper van Uden 選手が加速します。
正面から見ると何人もの選手が横一線に見える状態でゴールしました。

写真判定の結果、Team dsm-firmenich PostNL の Casper van Uden 選手が大集団のゴールスプリントを制しステージ優勝しました。
22歳の Casper van Uden 選手はプロ初勝利。スプリント賞ジャージ、総合1位のジャージと共にヤングライダージャージも獲得しました。
チーム総合は Q36.5 Pro Cycling Team が獲得しました。


Total distance covered : 149.1 km
RANK    RIDER    RIDER NO.    TEAM    TIMES 
1     CASPER VAN UDEN    66    TEAM DSM-FIRMENICH POSTNL    03H 18' 55'' 
2     DYLAN GROENEWEGEN    32    TEAM JAYCO ALULA    03H 18' 55''
3     TIM MERLIER    91    SOUDAL QUICK-STEP    03H 18' 55'' 

4     SØREN WÆRENSKJOLD    41    UNO-X MOBILITY    03H 18' 55'' 
5     DUSAN RAJOVIC    25    BAHRAIN VICTORIOUS    03H 18' 55'' 
6     ARVID DE KLEIJN    131    TUDOR PRO CYCLING TEAM    03H 18' 55'' 
7     MATTEO MALUCELLI    166    JCL TEAM UKYO    03H 18' 55''
8     JUAN SEBASTIAN MOLANO    16    UAE TEAM EMIRATES    03H 18' 55''
9     GLEB SYRITSA    72    ASTANA QAZAQSTAN TEAM    03H 18' 55''
10     DAVIDE CIMOLAI    3    MOVISTAR TEAM    03H 18' 55''
Team dsm-firmenich PostNL の Casper van Uden 選手はレース後のインタビューに以下のように答えました。
「今日はチームメイトが本当によくやってくれました。チームにはプランがありました。自分たちのプラン通りに集中して走れたのは本当に良かったと思いますし、チームメイトは素晴らしい仕事をしてくれました。レースに関わるチ-ムスタッフ、本社のスタッフも素晴らしい仕事をしてくれていたので、その全てに勝利を示せて本当にうれしいです、僕を信じてくれたみんなに感謝しています」

Team dsm-firmenich PostNL の Roy Curvers 監督は以下のように語りました。
「The A-Team (邦題 特攻野郎Aチーム)のハンニバルが言うように、プラン通りに運ぶことが大好きです。今日はまさにそんな感じでした。昨夜のミーティングで話した計画があり、全員がそれに真剣に取り組んでいました。選手たちがそれをレースで実践し、素晴らしい仕事をしているのを見るのは素晴らしいことでした。今日はみんなが献身的で勝利を信じていましたし、Casper(van Uden 選手)がスプリントでフィニッシュするなど、素晴らしい走りができました」





 
早くも今シーズン2勝目をあげた  TEAM DSM-FIRMENICH POSTNL 。第2ステージ以降も良い結果が出せるでしょうか。
Q36.5 Pro Cycling Team はシーズン開幕戦でありながら、大きく遅れる選手は無く、チーム総合で首位になりました。

これからも SCOTT BIKE ライダーにご注目ください。
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