6/14 開催の CROSS-COUNTRY SHORT CIRCUIT で Nino schurter 選手は4位、Filippo Colombo 選手は5位になり、CROSS-COUNTRY OLYMPIC でも最前列からスタートしました。
38歳になった今でもトップカテゴリーで存在感を示し続け、優勝を狙う Nino schurter 選手はレースのスタート直後からペースを上げてリードを奪い、最初の数周で後続のライバルたちを引き離しにかかりました。
このいきなりのハイペースで、後続の選手は離れますが、唯一、CANNONDALE FACTORY RACING チームの南アフリカ人、Alan Hatherly 選手だけがスイスのスーパースターに食らいついていきました。しかし、Alan Hatherly 選手も自分のことだけに集中し、懸命にしがみつくのみで、Nino schurter 選手がフィニッシュラインまで独走し、歴史的なワールドカップ36勝目を手にしました。
Nino schurter 選手はこのコースを得意としており、2008年のU23世界選手権の優勝以降、ワールドカップのエリートカテゴリーで6勝(2010年、2013年、2015年、2017年、2018年、2023年)、2021年世界選手権優勝と今回の勝利を含めて9回優勝しています。
レース後、Nino schurter 選手は以下のように語りました。
「今シーズン、ワールドカップで優勝することは大きな目標のひとつでした。ここ Val di Sole のレースコースは私にとても合っているし、私のコンディションも素晴らしい状態です。ワールドカップで最も多く優勝しているこのコースは、私のレースキャリアにとって本当に特別な場所です」
MEN ELITE - CROSS-COUNTRY OLYMPIC
Rank Rider Country Team Age Result IRM Points
1 SCHURTER Nino SUI SCOTT-SRAM MTB RACING TEAM 38 1:18:25 250
2 HATHERLY Alan RSA CANNONDALE FACTORY RACING 28 1:18:32 200
3 AZZARO Mathis FRA DECATHLON FORD RACING TEAM 24 1:19:11 160
4 BRAIDOT Luca ITA SANTA CRUZ ROCKSHOX PRO TEAM 33 1:19:11 150
5 COLOMBO Filippo SUI SCOTT-SRAM MTB RACING TEAM 27 1:19:11 140
88 HIRABAYASHI Ari JPN TEAM SCOTT CHAOYANG TERRA SYSTEM 27 3
93 KITABAYASHI Riki JPN SUNN FACTORY RACING 25 3