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Andreas Leknessund 選手、Giro d’Italia 第5~9ステージでリーダージャージ着用!

 
 
5/9 Giro d’Italia の第4ステージで Team DSM の Andreas Leknessund 選手が小集団で逃げ切り、ステージ 2位になりました。
この結果、総合首位との1分40秒差を逆転。総合首位に立ち、ピンクのジャージ、マリアローザを獲得しました。
翌日第5ステージからレースでリーダージャージを着用し、第9ステージまで守りました。

大会公式HPはコチラ
Photo BY Team DSM HP
 

Team DSM は8名の選手が出場。
各チームで落車やコロナ陽性でリタイアする選手も有る中、第4ステージ終了までリタイア無し、8名全員でレースを続けています。

181. ANDREAS LEKNESSUND ノルウェー
182. ALBERTO DAINESE イタリア
183. JONAS IVERSBY HVIDEBERG ノルウェー
184. NIKLAS MÄRKL ドイツ
185. MARIUS MAYRHOFER ドイツ
186. FLORIAN STORK ドイツ
187. MARTIJN TUSVELD オランダ
188. HARM VANHOUCKE ベルギー

スプリントステージのエースが Alberto Dainese 選手。
総合と山岳ステージのエースが Andreas Leknessund 選手です。


Team DSM の Andreas Leknessund 選手が第4ステージで獲得した総合首位のピンクのジャージ、マリアローザのお披露目は雨の中でスタートしました。

早い段階で3名が逃げ、スプリントを狙うチームが集団を牽引してこれを追う展開。
その中で集団内で何回も落車が有り、残り7kmの落車ではTeam DSM と Andreas Leknessund 選手も集団内で分断されてしまいます。残り3km付近で先頭集団に復帰すると、そこでも再度落車が起こってしまいます。
Team DSM はこれには巻き込まれず、ゴールまで3kmを切り、同タイム扱いの範囲内となり、チームの目的が「総合リーダーを守ること」から「スプリントエースを優位なポジションに牽引すること」に切り替わります。
チームのスプリントエースは Alberto Dainese 選手。
Team DSM は Dainese 選手を引き、スプリント勝負を託します。
ゴール前4番手につけた Dainese 選手は前がふさがり、進路を変えますが、その後方にいたASTANA QAZAQSTAN TEAM の Mark  CAVENDISH 選手を転倒させてしまいます。
Dainese 選手はそのまま4番手でゴールしましたが、レース後降着処分になりました。


レース後に Andreas Leknessund 選手は以下のように話しました。
「リーダージャージを着て、少し時間が経過して取り巻く全てを受け入れようと考えることができました。いい1日でした。ステージは雨で予想通り。誰もが滑りやすいことを知っていたので、集団内のポジション争いは非常に困難でした、そして悲しいことにいくつかの落車があり–私たちは皆が大丈夫であることを願っています」
「最終局面で集団は本当に混沌としていて、残り20Kmから、それは慌ただしかった。私は前で起こった落車の影響で後方に取り残されましたが、なんとかみんなと一緒に先頭グループまで戻りました」
「今日はもっと難しいレースになると予想していましたが、結局逃げグループは数人しかいなかったので、チームと集団をコントロールするのは簡単でした、しかし明日はよりハードな1日になるかもしれません」
「私の目標はここに来たときと同じで、ステージ勝利を取りに行きます。今後数日間はリーダージャージを着て過ごす楽しい時間をできるだけ長く保つように努めますが、これを失ったら、ステージ狙いの走りに戻ります」




ステージ順位
1    GROVES Kaden    Alpecin-Deceuninck    4:30:19    
2    MILAN Jonathan    Bahrain - Victorious    ,,    
3    PEDERSEN Mads    Trek - Segafredo    ,,   

25    LEKNESSUND Andreas    Team DSM    ,,    
31    MÄRKL Niklas    Team DSM    ,,    
34    DAINESE Alberto    Team DSM    ,,    
37    MAYRHOFER Marius    Team DSM    ,,    
114    VANHOUCKE Harm    Team DSM    ,,    
118    STORK Florian    Team DSM    1:53    
121    HVIDEBERG Jonas Iversby    Team DSM    2:04    
143    TUSVELD Martijn    Team DSM    3:26    

総合成績
1    LEKNESSUND Andreas    Team DSM    19:06:03
2    EVENEPOEL Remco    Soudal - Quick Step    0:28
3    PARET-PEINTRE Aurélien    AG2R Citroën Team    0:30

66    VANHOUCKE Harm    Team DSM    15:58
97    MAYRHOFER Marius    Team DSM    25:39
109    STORK Florian    Team DSM    30:10
112    MÄRKL Niklas    Team DSM    30:46
115    DAINESE Alberto    Team DSM    31:13
163    HVIDEBERG Jonas Iversby    Team DSM    45:23
169    TUSVELD Martijn    Team DSM    50:08 


スタート直後から5名の逃げグループが形成され、レースは進みます。
残り60kmの3級山岳でそのグループから Jayco AlUla チームの Alessandro De Marchi 選手と Israel-Premier Tech チームの Simon Clarke 選手の2名が抜け出し、ゴール直前まで逃げ続けます。ゴール勝負で牽制状態になったところにメイン集団が追い付き、ゴールまで残り300mで吸収、Trek - Segafredo チームの MadsPedersen 選手がステージ優勝を上げました。
Team DSM は Alberto Dainese 選手がパンクで遅れてしまっていたため、Marius Mayrhofer 選手にゴール勝負を託し、8位に入賞しました。
 Andreas Leknessund 選手は集団内でゴールし総合首位、ピンクのマリアローザをキープしました。

レース後 Marius Mayrhofer 選手は以下のように話しました。
「今日はかなりハードで慌ただしい1日でした。私たちは集団の前を走り、Andreas(Leknessund 選手)を安全に保つのに良い仕事をしたと思います」
「チームは一日中逃げグループをチェイスして、その上私がゴールスプリントできるようにアシストしました。ゴール前はベストを尽くしましたが、最高の結果は残せませんでした。もっと良い結果を期待していたので少しがっかりしましたが、それを除けば、ピンクのリーダージャージをうまく守ることができたので良かったです」

レース後に Andreas Leknessund 選手は以下のように話しました。
「ピンクのジャージを着て毎日楽しんでいますし、明日も着ることができてうれしいです。一日中ハイペースで、集団内でも本当に激しく追いかけなければなりませんでした」
「一日中ハードでタイト、アップダウンの繰り返しでしたので、みんなでいい形で乗り越えられてよかったです」

Team DSm の Matt Winston コーチは以下のように話しました。
「とてもストレスの多い一日で、集団内はずっと慌ただしかった。Marius (Mayrhofer 選手)をゴールスプリント担当としてアシストし、Andreas(Leknessund 選手)のリーダージャージを維持することに集中しました。Alberto(Dainese 選手)は残り30kmでパンクし、レースの状況により、集団まで戻ることができませんでした。その為、Marius はゴールスプリントの際で少し孤立しましたが、8位で全力疾走できましたし、リーダージャージを守れました。チームは良い戦いをしそれを守ったのです」




ステージ順位
1    PEDERSEN Mads    Trek - Segafredo    3:44:45    
2    MILAN Jonathan    Bahrain - Victorious    ,,    
3    ACKERMANN Pascal    UAE Team Emirates    ,,  

8    MAYRHOFER Marius    Team DSM    ,,  
26    LEKNESSUND Andreas    Team DSM    ,,    
58    VANHOUCKE Harm    Team DSM    ,,    
100    STORK Florian    Team DSM    3:22   
133    DAINESE Alberto    Team DSM    13:54    
136    HVIDEBERG Jonas Iversby    Team DSM    16:06    
146    MÄRKL Niklas    Team DSM    18:25    
158    TUSVELD Martijn    Team DSM    ,,    

総合成績
1    LEKNESSUND Andreas    Team DSM    19:06:03
2    EVENEPOEL Remco    Soudal - Quick Step    0:28
3    PARET-PEINTRE Aurélien    AG2R Citroën Team    0:30

66    VANHOUCKE Harm    Team DSM    15:58
97    MAYRHOFER Marius    Team DSM    25:39
109    STORK Florian    Team DSM    30:10
112    MÄRKL Niklas    Team DSM    30:46
115    DAINESE Alberto    Team DSM    31:13
163    HVIDEBERG Jonas Iversby    Team DSM    45:23
169    TUSVELD Martijn    Team DSM    50:08 

5/12 は218kmの山岳ステージ。
1級山岳を上り、少し下って上り返してゴールというレイアウト。

厳しい登りのステージで、Team DSM と Andreas Leknessund 選手にとって勝負のステージでした。
スタート直後から4名の逃げグループが形成され、レースは進みます。
そこから2級山岳で1名が脱落し、3名となった逃げグループを Team DSM や総合上位チームが牽引するメイン集団が追う展開となり、大きなタイム差が付き、ステージ勝利は先頭3名が争い、集団ではその中で総合勢が勝負する構図になりました。EOLO-Kometa チームのDavide Bais 選手がステージ優勝を飾り、 Soudal Quick Step チームのRemco Evenepoel 選手が3分10秒遅れで集団先頭の4位を取ります。 Andreas Leknessund 選手も食らいつき、集団内、同タイム扱いの28位でゴール。 総合首位、ピンクのマリアローザをキープしました。


レース後に Andreas Leknessund 選手は以下のように話しました。
「レースはもう少し難しくなると予想していましたが、集団分断は起こらず、チームの力強い仕事があったので、とても完璧にすごせました。最後の数キロは少しハードになりましたが、それまでは集団内で完全にコントロールできました」
「今はピンクのリーダージャージをまた着て過ごせる、明日の一日を楽しみにしています」

Matt Winston コーチは以下のように話しました。
「目標は、ピンクのリーダージャージのAndreas (Leknessund 選手)の世話をしている間、逃げグループをコントロールし、彼らにステージ優勝を競わせることでした」
「総合系の選手がステージ優勝を目指してプレッシャーをかけることがないように、タイムギャップを管理し続けなければなりませんでした。チームは本当に良い仕事をし、集団の先頭で200km以上走りました」
「Andreas がリーダージャージをもう一日キープしている姿を見ることができ、本当に良かったので、今日はとても満足しています。」




ステージ順位
1    BAIS Davide    EOLO-Kometa    6:08:40    
2    VACEK Karel    Team Corratec - Selle Italia    0:09    
3    PETILLI Simone    Intermarché - Circus - Wanty    0:16    

28    LEKNESSUND Andreas    Team DSM    3:10    
75    VANHOUCKE Harm    Team DSM    7:52    
100    STORK Florian    Team DSM    21:28    
126    TUSVELD Martijn    Team DSM    25:58    
138    MÄRKL Niklas    Team DSM    30:05    
139    MAYRHOFER Marius    Team DSM    ,,    
153    DAINESE Alberto    Team DSM    ,,    
155    HVIDEBERG Jonas Iversby    Team DSM    30:11        

総合成績
1    LEKNESSUND Andreas    Team DSM    29:02:38
2    EVENEPOEL Remco    Soudal - Quick Step    0:28
3    PARET-PEINTRE Aurélien    AG2R Citroën Team    0:30

57    VANHOUCKE Harm    Team DSM    20:40
108    STORK Florian    Team DSM    51:50
109    MAYRHOFER Marius    Team DSM    52:34
137    DAINESE Alberto    Team DSM    1:12:02
140    MÄRKL Niklas    Team DSM    1:16:06
159    HVIDEBERG Jonas Iversby    Team DSM    1:28:30
166    TUSVELD Martijn    Team DSM    1:31:21 

5/13 は207kmの丘陵ステージ。


厳しい登りのステージで、Team DSM と Andreas Leknessund 選手にとって勝負のステージでした。
スタート直後から4名の逃げグループが形成され、レースは進みます。
そこから2級山岳で1名が脱落し、3名となった逃げグループを Team DSM や総合上位チームが牽引するメイン集団が追う展開となり、大きなタイム差が付き、ステージ勝利は先頭3名が争い、集団ではその中で総合勢が勝負する構図になりました。EOLO-Kometa チームのDavide Bais 選手がステージ優勝を飾り、 Soudal Quick Step チームのRemco Evenepoel 選手が3分10秒遅れで集団先頭の4位を取ります。 Andreas Leknessund 選手も食らいつき、集団内、同タイム扱いの28位でゴール。 
総合首位、ピンクのマリアローザをキープしました。


レース後に Andreas Leknessund 選手は以下のように話しました。
「レースはもう少し難しくなると予想していましたが、集団分断は起こらず、チームの力強い仕事があったので、とても完璧にすごせました。最後の数キロは少しハードになりましたが、それまでは集団内で完全にコントロールできました」
「今はピンクのリーダージャージをまた着て過ごせる、明日の一日を楽しみにしています」

Matt Winston コーチは以下のように話しました。
「目標は、ピンクのリーダージャージのAndreas (Leknessund 選手)の世話をしている間、逃げグループをコントロールし、彼らにステージ優勝を競わせることでした」
「総合系の選手がステージ優勝を目指してプレッシャーをかけることがないように、タイムギャップを管理し続けなければなりませんでした。チームは本当に良い仕事をし、集団の先頭で200km以上走りました」
「Andreas がリーダージャージをもう一日キープしている姿を見ることができ、本当に良かったので、今日はとても満足しています。」




ステージ順位
1    BAIS Davide    EOLO-Kometa    6:08:40    
2    VACEK Karel    Team Corratec - Selle Italia    0:09    
3    PETILLI Simone    Intermarché - Circus - Wanty    0:16    

28    LEKNESSUND Andreas    Team DSM    3:10    
75    VANHOUCKE Harm    Team DSM    7:52    
100    STORK Florian    Team DSM    21:28    
126    TUSVELD Martijn    Team DSM    25:58    
138    MÄRKL Niklas    Team DSM    30:05    
139    MAYRHOFER Marius    Team DSM    ,,    
153    DAINESE Alberto    Team DSM    ,,    
155    HVIDEBERG Jonas Iversby    Team DSM    30:11        

総合成績
1    LEKNESSUND Andreas    Team DSM    29:02:38
2    EVENEPOEL Remco    Soudal - Quick Step    0:28
3    PARET-PEINTRE Aurélien    AG2R Citroën Team    0:30

57    VANHOUCKE Harm    Team DSM    20:40
108    STORK Florian    Team DSM    51:50
109    MAYRHOFER Marius    Team DSM    52:34
137    DAINESE Alberto    Team DSM    1:12:02
140    MÄRKL Niklas    Team DSM    1:16:06
159    HVIDEBERG Jonas Iversby    Team DSM    1:28:30
166    TUSVELD Martijn    Team DSM    1:31:21 

5/14 は35kmの平坦コース、個人タイムトライアルでした。


第1ステージの18.4kmの個人タイムトライアルで圧倒的なタイム差で優勝している Soudal Quick Step チームの Remco Evenepoel 選手が総合2位。 総合1位の Andreas Leknessund 選手とのスタート時点でのタイム差は28秒でした。
2021年のノルウェー個人タイムトライアルチャンピオンの Leknessund 選手ではありますが、 総合1位をキープするのは難しいと予想されました。
雨の降る中、総合成績下位から1人づつスタート。
後半には雨が上がり、路面も乾いて来た中最終走者、Leknessund 選手がスタート、
気持ちのこもった走りでトップから1分15秒遅れでゴールし総合順位は6位になりました。


レース後に Andreas Leknessund 選手は以下のように話しました。
「ピンクのリーダージャージ最後の日、全力を尽くそうというモチベーションが高く、やれることをやりました。予想通りジャージを失いましたが、良い形で5日間を終えることができたと思います。明日の休息日、そしてジロでの最後の2週間を楽しみにしているし、チームとして良い走りを続けられると思う、このグループからさらに多くのことがもたらされることは間違いない」

Matt Winston コーチは以下のように話しました。
「Andreas(Leknessund 選手)は今日、本当に良い仕事をしたと思います。 トップの Remco Evenepoel 選手から1分15秒遅れでフィニッシュしたことは、本当に堅実な努力の結果だと思います。リーダージャージのマリア・ローザを失ってしまった日ではありますが、そのパフォーマンスには満足しています」
「ここまでのレースでハードな日々を過ごした後、今日、彼はリーダージャージを本当に誇りに思って、素晴らしい仕事をしました。もちろんジャージは失いましたが、この5日間を誇りを持って振り返り、第1週にやったことに本当に満足できると思います」




ステージ順位
1    EVENEPOEL Remco    Soudal - Quick Step    41:24  
2    THOMAS Geraint    INEOS Grenadiers    0:01  
3    GEOGHEGAN HART Tao    INEOS Grenadiers    0:02  

19    LEKNESSUND Andreas    Team DSM    1:15    
53    DAINESE Alberto    Team DSM    3:23    
63    MÄRKL Niklas    Team DSM    3:38    
113    MAYRHOFER Marius    Team DSM    5:03    
148    VANHOUCKE Harm    Team DSM    5:57    
162    HVIDEBERG Jonas Iversby    Team DSM    6:44    
163    TUSVELD Martijn    Team DSM    6:53  

総合成績
1    EVENEPOEL Remco    Soudal - Quick Step    34:33:42
2    THOMAS Geraint    INEOS Grenadiers    0:45
3    ROGLIČ Primož    Jumbo-Visma    0:47

6    LEKNESSUND Andreas    Team DSM    1:07
63    VANHOUCKE Harm    Team DSM    41:57
104    MAYRHOFER Marius    Team DSM    1:12:57
133    DAINESE Alberto    Team DSM    1:35:02
137    MÄRKL Niklas    Team DSM    1:39:21
158    HVIDEBERG Jonas Iversby    Team DSM    1:54:51
161    TUSVELD Martijn    Team DSM    1:57:51

Giro d'Italia の総合首位チームとして走った Team DSM。
ピンク色ジャージのリーダーを守り献身的に走る姿。
それに応え、力の限り走るリーダーの姿を見せてもらいました。

ここからはステージ優勝や各賞ジャージを目指す走りに目標を切り替え、活発な走りを見せてくれることでしょう。

これからも Team DSM と Q36.5 PRO CYCLING Team 、SCOTT Bike の活躍にご期待ください。
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