Photos BY Kristof Ramon. Mitchelton-SCOTT HP


4/14 日曜日は荒れた石畳の道をいくつも含む、ほとんど平坦の高速コースで争われる春のクラシックレース、Paris-Roubaix(パリ・ルーベ)が開催されます。

「北の地獄」「クラシックの女王」とも呼ばれる伝統のある特別なレースです。
数あるプロツアーのワンデーレースの中で、歴史が有り、特別に格式の高いとされるクラシックレース。
さらにその中で別格扱いされる「モニュメント」と呼ばれる5つのレース、そのミラノサンレモ、ツールドフランドルに続く3戦目です。



Photos BY Paris-Roubaix HP

ツールドフランドル(Ronde van Vlaanderen、Tour of Flanders)では石畳の激坂が勝負のポイントでしたが、Paris-Roubaix にはほとんど上り坂は有りません。
その代わりに登場するのは、29か所、合計54.5kmの荒れた石畳の道です。

全257kmの内、前半に石畳は有りません。
97.5km地点、1つ目の石畳、No.29 Troisvilles to Inchy は900m。大会が設定する難易度は星2つです。
荒れていて、距離も長い最大難易度5つ星にランクされるのは3か所で、
No.19 164.5㎞地点の Trouée d'Arenberg — 2.3 km
No.11 212km地点の Mons-en-Pévèle - 3 km
No.4 242.5km地点の Carrefour de l'Arbre - 2.1 km 
パンク、落車などのトラブルに巻き込まれて、遅れてしまう事の無いよう、これらの個所の直前では集団内で激しい位置取りが行われます。



The 29 cobbled sectors of Paris–Roubaix

29: Troisvilles to Inchy (km 97.5 — 0.9 km) **
28: Briastre to Viesly (km 108.5 — 3 km) ****
27: Viesly to Quiévy (km 101.5 — 1.8 km) ***
26: Quiévy to Saint-Python (km 116 - 3.7 km) ****
25: Saint-Python (km 118.5 — 1.5 km) **
24: Vertain to Saint-Martin-sur-Écaillon (km 127.5 — 2.3 km) ***
23: Verchain-Maugré to Quérénaing (km 136.5 — 1.6 km) ***
22: Quérénaing to Maing (km 140.5 — 2.5 km) ***
21: Maing to Monchaux-sur-Ecaillon (km 142.5 — 1.6 km) ***
20: Haveluy to Wallers (km 156.5 — 2.5 km) ****
19: Trouée d'Arenberg (km 164.5 — 2.3 km) *****
18: Wallers to Hélesmes (km 170 - 1.6 km) ***
17: Hornaing to Wandignies (km 179 - 3.7 km) ****
16: Warlaing to Brillon (km 185 - 2.4 km) ***
15: Tilloy to Sars-et-Rosières (km 188.5 — 2.4 km) ****
14: Beuvry to Orchies (km 194 — 1.4 km) ***
13: Orchies (km 199 — 1.7 km) ***
12: Auchy to Bersée (km 206.5 — 2.7 km) ****
11: Mons-en-Pévèle (km 212 - 3 km) *****
10: Mérignies to Avelin (km 215.5 - 0.7 km) **
9: Pont-Thibault to Ennevelin (km 220 - 1.4 km) ***
8: Templeuve — L'Épinette (km 224 - 0.2 km) *
8: Templeuve — Moulin-de-Vertain (km 225 - 0.5 km) **
7: Cysoing to Bourghelles (km 232 - 1.3 km) ***
6: Bourghelles to Wannehain (km 234.5 - 1.1 km) ***
5: Camphin-en-Pévèle (km 239.5 - 1.8 km) ****
4: Carrefour de l'Arbre (km 242.5 - 2.1 km) *****
3: Gruson (km 244 — 1.1 km) **
2: Willems to Hem (km 251 — 1.4 km) ***
1: Roubaix (km 256 — 0.3 km) *

Paris-Roubaix HPより引用


ProfileProfilePhotos BY Paris-Roubaix HP

MapMapPhotos BY Paris-Roubaix HP

Mitchelton-SCOTTのHPでは、クラシックレースのエース、ヨーロッパチャンピオンのMatteo Trentin選手を中心とした、出場選手が紹介されています。
このレースでは体格の大きい、TTスペシャリスト、スピードマン、スプリンターばかりが選ばれています。



Mitchelton-SCOTT at Paris–Roubaix (Sunday, 14 April):
Edoardo Affini (ITA, 22)
Jack Bauer (NZL, 34)
Michael Hepburn (AUS, 27)
Luka Mezgec (SLO, 30)
Callum Scotson (AUS, 22)
Robert Stannard (AUS, 20)
Matteo Trentin (ITA, 29)

Matteo Trentin 選手はインタビューに以下のように答えています。
「"Roubaixは、Ardennes Classicsに移行する前の最後の石畳のクラシックレースです。
先週のツールドフランドルでは私は良い1日を過ごしていなかった。私は不調がその日だけだったことを願っていて、こんどの日曜日が私にとって少し良くなることを願っています。
これまでのクラシックからRoubaixへの移行は、ロックコンサートに行き、それから次の日にヘビーメタルコンサートに行くようなものです。
もっとラフで、もっとハードで、そして上り坂は無く、コースは完全にフラットです。
パンクと落車は明らかに避けるべきものです。それらをコントロールし、良い足を持っていれば、その日は良い1日になるはずです。」


2016年にMitchelton-SCOTT チームにParis–Roubaix をもたらし、今年の初めに引退した Mathew Hayman はこのレースにスポーツディレクターとして帯同します。豊富な経験からくる信頼のおけるアドバイスは選手の助けになることでしょう。


今回もチームにはSCOTTのラインナップから各種のバイクが提供され、選手個人の自主性で車種を選びます。
全ての選手は、Mitchelton-SCOTT チームでは車種の選択を強制されていません。
2016年のHayman 選手も乗心地の良いSolace、addict も選択可能な中、エアロロードのFOILを自ら選び、駆け引きとスプリントを制し優勝しました。
彼はその年のジャパンカップで来日した際もFOILをもってきていて「全てのレースで乗っている、パワフルなのに乗り心地も良いし、最高の相棒だ」と言っていました。
それぞれのチームがいろいろな機材を持ち込む特別なレース、Paris–Roubaix 。Mitchelton-SCOTT チームの活躍にご期待ください。