この時期一番ホットなシーズンを迎えているシクロクロス。
1周約2kmほどのコースをロードレーサーのオフロード版ともいうべきスタイルのバイクを使い、寒い時期に、ドロドロの路面を乗車して走るだけでなく、担いだり、押して走ったりする非日常を味わえる競技です。
参加するだけでなく、観戦する場合でも、1周が短いコースを使用するので選手がすぐに、何度も目の前を走っていきます。観客はコーヒーをススリながらカウベルを鳴らして選手を煽り立てて応援し楽しめます。
オフロードコースを集団で、マウンテンバイクよりも華奢な自転車で争うレースですので、落車も日常茶飯事。マシントラブルも多く起こり、ピットワークも重要なレース、本格的にやるならバイクを1台ではなく2台用意しトラブルに備えます。
泥のレースとなれば選手のバイクを周回ごとに洗車して交換する作業を行うなど、他の競技ではまず見られない光景だと思います。そんな特殊競技が国内でも熱く、盛り上がってきています!




マウンテンバイクで活躍中のTEAM SCOTTも、オフシーズンに参戦中。松本駿選手と山内健正選手はADDICT CXに乗り、東海クロス3戦ではチームで会場を沸かせ、全日本選手権では松本選手が9位に入りました。選手の実力はもちろんですが、機材のパフォーマンスも大きく結果に影響するレースです。
松本駿選手からレポートが届きましたので、ご紹介したいと思います。




松本選手のコメント


昨年度からアディクトCX10(HMXカーボン)を乗り続け、今年は秋ぐらいから本腰に走り始めた。特に今年は仕上がりが良かったのがあるが、カーブからの立ち上がりと重いギアでの最高速度の加速感がトンデモなく進んでくれる。担ぎのセクションなどは、レースによってはボトルゲージ付きで走ることもあり、そんな時は担ぎづらい。それでも車体が軽いから持ち上げるだけでいい。疲れてきている時にバイクを落としそうになった時があったけど、シケインで弾かれて手元に戻ったんだ。これには驚いた!流石ハイテクノロジーを集結させた軽量バイクだ。

そして、アディクトCX20(HMFカーボン)は、とにかく安定したスピードを得意とする2番めクラスに位置するバイク。重量差だけではないコストパフォーマンスのバランスが良い。アディクトCX10と比べると、加速感は劣る?いや、それを必要としない走りだったら分からないのがこのバイクのいいところ。冷静さを保て!ペースを維持させろ!と呼びかけてくる。

この2台の違いはカーボンの素材のみ。前後スルーアクスルのためにフレーム剛性があり、強烈なブレーキングにも片側にストレスを与えることが無い。シートポストは少し細めでシナラせる構造で適度な振動吸収性がある。その他、フロントディレーラーの取り外しができたり、フロントシングルギア用の専用チェーンキーパーが付属。配線コード用のアダプターも色々準備され、必要なければ穴を塞ぐことも出来る。

この上位機種の2台はロードトレーニングの機材としても大いに役立ち、峠の長いダウンヒルセクションや、雨でもブレーキタッチの変化が少ないディスクブレーキは頼もしい存在。また、不意な道路工事や時間短縮の際の荒れた路面では、グラベルロードとして使えるので守備範囲は広い。

その他お手頃なアルミフレームのスピードスターCXも貴重な存在だ。
ツーリング仕様にフェンダーをつけることも出来、競技に挑戦しようと言うならばすぐに参戦できる。少しづつグレードアップを楽しんだりできるし、何よりもどんな状況下でもブレーキがディスクブレーキというだけで安心できる。



ロードバイク、マウンテンバイク、それだけではない総合ブランドなところもSCOTTの強みです。これからもいろいろな車種にご注目ください!