【第32回 全日本トライアスロン宮古島大会 レースレポート】

開催日時 2016年4月17日(日)
開催場所 沖縄県 宮古島市

距離 SWIM 3km/BIKE 157km/RUN 42.195km


今回で13回目となる宮古島大会に出場してきました。高校生の時にこの大会の存在を知り、いつか私も出場したいと思うようになりました。そしてトライアスロンを始め、今こうして毎年出場できていることを嬉しく思います。
大荒れになると心配されていた当日の天気も変わり、スイム競技も無事開催。
7時に1546名の選手が一斉にスタートしました。

Emi SakaiEmi Sakai

スタート時のバトルは激しく、その後もしばらく密集していた所を泳いでいた為、自分のペースで泳ぎだせるようになったのは1000mを過ぎたあたりからでした。そこからは3000mがあっという間に感じる位の泳ぎができていたのですが、上陸してタイムを見ると例年よりも遅く、先頭との差は10分、マークする海外選手達との差は4分と聞き、急いでトランジッションを済ませてバイクへと移りました。

バイクスタート時にはポツポツと雨が降り出し、その雨も次第に大降りになりました。宮古島のバイクコースはもうレースや合宿などで沢山走り込んでいるので、どんな天候でも風向きでも冷静に対処することができました。雨で路面が滑りやすい為、カーブで転倒しないことだけを気を付けて走りました。
距離にするとバイクスタートから約20km地点の伊良部大橋の下りで、約1000キロカロリー入ったパワージェルを入れた大事なエネルギーボトルを落としてしまいました。
エネルギーを補給し、ボトルケージに入れようとした時に雨で手が滑ってしまいました。
取りに戻ろうかとも考えましたが、下り坂で後続の選手達はスピードが出ている状況で危ないと思い、諦めてそのまま進むことにしました。動揺はしましたが、ここは気持ちを切り替えて他に携帯している補給食と、エイドステーションでもらえるバナナを食べてカロリーを補給する作戦にしました。

Emi SakaiEmi Sakai

前を走る選手を一人一人抜き去り、50kmあたりで4位まで順位を上げました。良い走りができていたのですが応援の方から先頭を走る一昨年の覇者、田中選手との差が広がっているという情報を聞き、まずい!と思いました。しかし焦らず慌てず、1分1秒でも良いから少しずつ差を縮めていこうと自分を信じて走りました。

海岸線を走るアップダウン区間、そして2周目に入ってからバイクフィニッシュまでの向かい風区間で、前を走る選手との差を一気に詰めることに成功しました。ただ、2009年・2010年のチャンピオン、タマラ選手(ウクライナ)との差は逆に1分開いてしまいました。バイクフィニッシュで西内選手に追いつき、先頭の田中選手とは8分半差、2位のタマラ選手との差は5分。3位で42.195kmのランをスタートしました。

Emi SakaiEmi Sakai

今回、一番楽しみにしていたパートがランでした。この冬に取り組んだトレーニングの成果が自分でも分かる位進化できていたので、ランで絶対に逆転するんだと強い気持ちを持って走りました。ただ、田中選手もタマラ選手もランの強い選手なので、無理には追わないで、バイク同様焦らず慌てず少しずつ差を詰めていこうと自分の走りに集中しました。
良い感じでラップを刻んでいくうちに、14kmあたりで田中選手を捉え2位に上がりました。あとはハーフ地点でタマラ選手との差がどれだけなのか。お願いだから差が縮まっていて欲しい!と思っていましたが、差は逆に開いていてしかもタマラ選手は笑顔でこっちを見て余裕さえ感じました。ハーフの折り返し地点を過ぎ、あとは追い風に乗って更にペースを上げて、見えないタマラ選手を追っていこうと気持ちは元気でしたが、どうしてか追い風にも関わらずペースが上がらず、25km過ぎからはペースが落ちていく一方になってしまいました。
そして30kmあたりから身体の力がなくなってきて、エネルギー切れを感じ始めました。もうタマラ選手を追いかけるどころではなく、それどころかジュリア選手(ドイツ)が猛烈な追い上げをしてきていると聞き、果たしてこんな状態で逃げ切れるのか一気に不安が走りました。ついに35km地点でジュリア選手に追いつかれ3位に後退。
抜かれてからのラスト5kmは更に力が入らなくなり、エイドステーションごとに補給をしっかり取って、何が何でも3位を死守するんだという気持ちだけで走りました。そのまま3位でのフィニッシュとなりました。バイク序盤のアクシデントがランの後半に影響を及ぼし、ハンガーノックを引き起こしてしまいました。
自信のあったランでしたが、不甲斐ない走りをしてしまい、悔しさだけが残るレースとなりました。

Emi SakaiEmi Sakai

女子優勝最多記録更新となる、4度目の優勝を目標に今大会臨みましたが、目標達成とはなりませんでした。ロングのトライアスロンはアクシデントは付き物ですが、今回のアクシデントはそれも含めての結果だと思っています。
今回の反省を今後に生かし、このようなことがまた発生しないよう工夫していきたいと思います。

次のレースは

・6月12日のアイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン大会
(Swim 1.9km/Bike 90.1km/Run 21.1km)

・6月19日の五島長崎国際トライアスロン大会エリート
(Swim 2km/Bike 124km/Run 21.1km)

2週連続の連戦になります。
今後とも応援を宜しくお願い申し上げます。

2016年4月24日 株式会社ライムメンバーズ 酒井絵美



【リザルト】スイム バイク ラン 総合タイム
1 タマラ コズリナ (ウクライナ) 48:29 4:35:19 3:25:51 8:49:39
2 ジュリア マイ (ドイツ) 48:19 4:51:22 3:27:18 9:06:59
3 酒井絵美 (日本) 52:28 4:38:05 3:42:53 9:13:26
4 田中敬子 (日本) 43:04 4:37:35 3:59:47 9:20:26
5 西内真紀 (日本) 42:56 4:47:11 3:53:39 9:23:46
6 ファン ジ ホ (韓国) 51:32 5:08:21 3:51:24 9:51:17

【使用機材】
バイク:SCOTT PLASMA TEAM ISSUE
コンポーネント:SHIMANO Dura-Ace 9070 Di2
ペダル:SHIMANO PD-9000
ホイール:SHIMANO WH-9000 フロント50 リアPROロードディスクホイールチューブラー