今年の初めにIMケアンズで勝利し、その後IM70.3サンシャインコーストで2位入賞を果たしたルーク・マッケンジー。しかしコナで開催された世界選手権ではバイクの最中に腹痛に見舞われ初のリタイアを余儀なくされた。そのハワイでの残念なレースから僅か2ヶ月、マッケンジーはIMウェスタンオーストラリアで記録的な7:55:58のタイムでゴールし、オーストラリアで開催されたIMにおける最速のタイムを叩き出した。

ルーク、あなたはIMウェスタンオーストラリアで素晴らしいバイクタイムに2:52のラン、トータル8時間を切るオーストラリア史上最速のタイムでゴールしましたね。このレースはあなたのキャリアにおける最高のパフォーマンスに近いですか?

ゴールでも言ったと思うけど、これ以上は出来無い気がするよ。一日中調子が良かったし、全てが思うように行ったんだ。僕が思う限りこれ以上完璧に近いレースはないんじゃないかな。このレースは確実に僕のキャリアで最高のパフォーマンスだね。

このIMウェスタンオーストラリアでの勝利はハワイでのIM世界選手権リタイアという大きな失意から僅か2ヶ月ですが、コナで上手くいかなかった原因が分かりましたか?

ああ、コナではいつもの栄養計画にあまり気を付けていなくて、レースに夢中になり過ぎていたんだ。そして僕が犯した最大のミスが一度に大量のカロリーを取ろうとした事だね。そのせいで気分が悪くなって嘔吐してしまったんだ。バカな事をしちゃったよ。でもそこからちゃんと教訓を学んで、しっかりとプランに沿ってレース中の栄養補給をしたから最高のレースが出来たんだ。

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サンシャインコーストIM70.3での2位入賞を含め、コナに向けて最高のコンディションでいたと思うけど、どうやってそんなにも長い間キープしていられたんですか?

コナではリタイアしてしまったから、何ヶ月もの厳しいトレーニングの成果がまだ残っている気がしたんだ。ハワイに向けてのトレーニングをし過ぎない様にする事で、素晴らしいコンディションをキープ出来たんだ。あとは今回はやってやるっていうモチベーションと自分自身に力を証明する為っていうのもあるね。


IMウェスタンオーストラリアの10日前にあなたはプーケットでのチャレンジイベントにベスと参加しましたね。大きなレース前にそんな長距離移動をこなして、一体どうやってレースまでに回復したんですか?

去年の時点で僕とベスはこのイベントに参加するって決めていたんだ。だからIMウェスタンオーストラリアに参戦するって知った時はこのイベントに合わせてプランを変更する必要があったんだ。去年はこのプーケットのレースで3位だったし、もう一度参加してIMウェスタンオーストラリアへのステップにしたかったんだ。プーケットでの90㎞バイクはブセルトンでの記録的なバイクに凄く役立ったよ。そして5㎞のランは気楽に行ってその日はそれで終わり。だからアイアンマンでは最高のレースが出来たんだと思う。いつもと違う事をやってみたけど、結果的に大成功だったね。


4:08という驚異的なバイクタイムを叩き出した後に2:52でランを終えましたね。これは偶然ですか?それとも女子ランナーとして世界トップクラスのベスと一緒に生活、トレーニングをする事でランが伸びたからですか?

ベスはランのトレーニングをする時背中を押してくれるからね、それは確実にプラスになっているよ。アイアンマンでランのベストタイムが出るだろうね。2:40のタイムを切れるのは時間の問題だよ。バイクで脚を使いすぎるとランのタイムに響くとは思うよ。でもIMウェスタンオーストラリアで8時間を切れたことはこれから更に速いランを目指す助けになる事は間違いないね。