
週末、今年最後から2番目のラウンドとなるエンデューロワールドシリーズがスペインで開催された。会場はスペイン北部の美しいアインサ=ソブラルベ地方にある800年の歴史を持つZona Zeroのトレイル。

レミー・アブサロンとエリオット・トラバックは2日間、素晴らしいピレネー山脈を背景に古い村や森を抜ける8ステージのレースでこれらのトレイルを楽しんだ。
16㎞に及ぶそれぞれのステージの間、目を見張るような厳しいシングルトラックの登りでペダルを漕いだ。
金曜の夜、12世紀のアインサ城の城壁内にある村の狭い石畳の道で行われたプロローグによりショーが始まった。この2分のプロローグは総合タイムには加算されないが必須となっており、観客が全ライダーと彼らのバイクをチェックする良い機会となっている。

土曜日のレース:1700mの登坂/下り、総距離43km
レミーは調子がよく、常にトップ10に入っていた。不運にもステージ4ではパンクのアクシデントに見舞われたが、それでもなお10位で土曜のレースを終えた。
エリオットは素晴らしいスタートを切り、最初のステージでは20位に入った。U21カテゴリーの戦いは壮絶だったが、最終的に彼は2位のSébastien Claquinと僅か1秒差で3位に入りレースを終えた。

日曜日のレース:1500mの登坂/下り、総距離43km
長い土曜日の後レミーは良いリズムを掴むのに少し時間が必要だった。ステージ5と6はDH重視の短いものだった。レミーの後ろにつけていたファビアン・バレルとジョシュ・カールソンはこういったコースに強く、彼を追い抜かした。ステージ7はレミー向きの長くマルチなコースだった
