マルコ・デ・ガスペリは成功を収めたマウンテンランナーでありスカイランニングチャンピオンである。そして堅実で寛大な友人であり良き父親、そして愛に満ちた夫でもあり、彼の山への情熱は際限がない。

過去の話をする彼の瞳はキラキラと輝き、とても感動的だった。権力を欲しがる人がいる一方で金や富を求める人もいる。しかしマルコは過去になし得なかった夢を追い求めた。

山は彼の遊び場であり自身を表現する場、そして人生を経験する場所でもあるが、山はいつも彼の情熱や夢の味方であった訳ではなかった。

彼がまだ10代の頃、彼は参加資格を満たしているにも関わらず自身の夢のレースへの参加を拒まれた。彼は実力を証明したが厳正な規則によりこの不当な結果が下され、彼の夢は阻まれた。だが彼が参加可能な年齢に達した時にはもうこのレースは開催されておらず、この夢は永遠に叶わないと思われた。


“BOY MOUNTAIN DREAMS”はマルコにとって拒まれた過去を乗り越える為の方法である。まず彼がこの旅の最初に選んだ場所は彼の住む地元にあるMt.Ortles、彼が13歳の時に登頂した山である。