SCOTT HISTORY

1989

SCOTTは自転車の歴史に大きな影響を与えた画期的な製品‐エアロダイナミックハンドルバーを生み出しました。このハンドルバーはこの年のツールドフランスでアメリカ人のグレッグ・レモンが使用したことで有名になりました。

1991

SCOTTはUnishockと共にMTBサスペンション生産に参入し、アメリカ人のルーシー・マティスが同年Unishocksを使用しMTB世界選手権で勝利しました。そして93年、カーボン製が発売されました。

1993

プロトタイプのSCOTT DH‐フルカーボンモノコック、フルサスペンションMTBに乗りヨルゲン・スプリッチがヨーロッパDH選手権で勝利。この画期的な製品の初勝利となりました。

1995

Endorphin‐SCOTTは自社における初のカーボン製MTBを発表。このハードテールはフルサスペンションフレームの利点を多く搭載しています。ワールドカップやオリンピックにおける数々の勝利と、メディアで紹介された事によりこのバイクとEndorphinの名は伝説となったのです。

1999

フリーライドバイクの先駆けとも言えるカーボン製フルサスペンションバイクがデビューしました。

2000

世界一軽いフルサスペンションバイクが登場。SCOTTの新作カーボンバイクStrikeが全ての記録を打ち破りました。

2003

SCOTTは新しいコンセプトのフルサスペンションバイクGeniusを発表。このバイクはロックアウトモード、オールトラベルモード、そしてトラクションモードからなる3つのショックアジャストモードを搭載。そして瞬く間に雑誌は新しいGeniusの記事で溢れかえった。この成功に花を添えたのが、スイスのルガノで開催された世界選手権のマラソンイベントにおいてGenius MCに乗ったトーマス・フリッシュクネヒトの勝利である。

2006

CR1に使われたSCOTTの専有技術を駆使し、さらにプロトライアスロン選手の意見を取り入れ、エンジニア達は最先端のトライアスロン用フレーム、Plasmaを開発した。トライアスロン仕様のジオメトリーに980グラムの世界最軽量エアロカーボンフレームが生まれた。

2007

新しいAddictは市場最も軽いロードフレームで、インテグレーティッドシートポスト(165グラム)を含めてもわずか790グラムしかない。CR1の技術を更に進化させ最先端のIMP™(統合モールド製法)を造り出し、更にフレーム全体の重量を減らす為にNET™と組み合わせた。

2012

スコットエンジニアの情熱の賜物、スコットのエアロサイエンスの定義を限りなく再現すべく最もエアロダイナミックなバイク作りのためにCFDESIGN SOFTWEARを導入し、膨大なデータより、バーチャル及び実際のライダーと、あらゆる環境に応じるテストを重ね完成した空力マシン「FOIL」シリーズを発表。圧倒的な空力バランスと突き抜ける加速感を軽量フレームで実現するテクノロジーで世界のビッグレースでその存在感を示す。

2013

カーボンエキスパートの培ってきた膨大なテクノロジーによって、ついに硬度を失わずにもコンフォートなバイクを生み出す事に成功しました。それが、「SOLACE」シリーズです。スコットの技術者は二つのユニークな特徴(ZONE)をそれぞれ設計しました。コンフォートZONEとパワーZONEです。ソレイスは長時間の走行による疲れを軽減するとともに快適な走行を実現しました。これこそまさにカーボンを自在に操るカーボンエキスパートが成せるテクノロジーを終結したバイクと言えます。

No Shortcuts

敗者が互いにエゴを振りまく中、勝者はおごらずそっと耳を傾けるようにSCOTTの実績や勝利、そして技術力は自然と広まりました。私たちは世間の注目を浴びたい人の為の製品作りはせず、人に見られていようがいまいが自身のやるべき事をやる人の為の製品作りを行っています。もし皆様が私たちと同じで あれば言いたい事を言い、やりたい事をやり、そして乗りたい所で乗ると思います。好きだからこそ正しい方法と理由で行うはずです。

SCOTT CYCLING

私たちは『No Shortcuts』をテーマにデザインし、テストライドし、そして更に熟考します。話そうと思えばスペックや特長、テクノロジーに新技術等についていくらでも話せる所ですが、今はその必要はありません。しかし実のところ私たちがこのやり方で行う真の理由は、皆様と同じくらい私たちもコースやトレイル、挑戦や勝利の喜びにただ取りつかれているからです。そして、そういった体験に没頭したい人たちの為にバイクを作っています。SCOTTのアスリート達にとってそれはスポーツの頂点に立ち、マイヨ・ジョーヌやワールドチャンピオンジャージを着る事であったり、他の人にとってはシンプルに仕事終わりの帰り道であったりもします。27.5インチホイールの効率を最大にするかであろうとフレームのカーボンを最大限に利用するかであろうと『No Shortcuts』、近道などは一切なく、私たちはそのような思いでバイクを作っています。

そして皆様にもバイクをそう扱って欲しいと願っています……人生をペダルストロークで測るような人の為に我々はバイクを作ります。

SCOTT CARBON EXPERTS



これはSCOTTのカーボンバイクの物語です。カーボンはハイパフォーマンスバイクの為の最高素材です。しかし、そのカーボンもエンジニアリング無しでは何の役にも立ちません。全てのプラットフォームやディティールはあらゆる戦略的プランにより検討された結果、生み出されました。

SCOTTのカーボンフレーム1本には、実は400ピース程のカーボンクロスが採用されています。カーボンは、編み方ひとつでも全く違うものになります。そこで、スコットは他社に無い5つの角度に編み込む方法を開発し取り入れています。

CARBON EXPERTSのエンジニアにより異なる強度の繊維をブレンドし、いくつもの積層されたカーボンクロスをそれぞれのバイク特性に合わせて自在に組み上げた末に1本のフレーム形状となります。

そして、さらにSCOTTが独自に開発した技術であるIMP(総合モールド工程)で形成される事で、SCOTTのより強く美しいバイクが完成します。

Factory only for SCOTT CARBON

SCOTTのカーボンフレームは全て、2005年に設立されたSCOTTの専用ファクトリーである TTC(Ten-Tech-Composit社)において生産されています。常に最先端のカーボン素材を生み出す東レ社と共同技術開発を行うSCOTTのエンジニアリング、そしてカーボン成型技術のエキスパートである台湾企業が集結して設立された合弁会社です。

このファクトリーは、SCOTT製品のみ製造される完全にクローズドされた環境の為、まさに門外不出のエンジニア達の技術の賜物が詰め込まれています。このファクトリーでSCOTTのカーボンフレームは先進の技術と厳格な品質管理のもと開発・生産されています。

他の追従を許さないSCOTT独自の軽量、高剛性等の高い技術や水準はこうして守られています。ご存じの方も少ないのではと思いますが、選手が使用するバイクのシートステーに付いているTTCロゴはエンジニアの誇りが込められている証なのです。

SCOTT safety and quality



SCOTT製品全てのカーボン、アルミフレーム及びフォークは、世界一厳しい検査基準を持ち、信頼を得ているドイツの自転車工業試験・検査機関 EFBe(正式名称=EFBe Prueftechnik GmbH 、エフべ)の基準をクリアしています。

このEFBeでは、自転車の強度試験、金属疲労度試験、構造試験、走行試験を行っています。その結果、EFBeの認定には、3段階(TOP / HIGH / STANDARD)がありますが、スコットのロードとマウンテンバイクは、全てTOP Performanceを、またその他のカテゴリーバイクに於いても全てHIGH Performance以上をクリアーしています。

日本では工業規格と言うとSGマークが有りますが、ドイツのTUV,DINはさらに厳しい使用条件が課される事で知られています。EFBeはそれよりもさらに厳しい検査をされる世界で最も厳しい自転車 の検査機関です。


Light weight is in our fiber

SCOTTの持つ3つのカーボンタイプをご紹介します。

ただ軽いだけでは無く、それぞれのバイクに特性合わせたカーボンの採用を行っています。
そして全てにおいてライダーの体重110Kgまで対応し、高いパフォーマンスを提供致します。

HMX-SL
HMX-SLは体重無制限となっています。
HMX-SLはナノテクノロジーを使い、エポキシ樹脂で強化されたカーボンナノチューブとT1000Gカーボン素材を組み合わせました。

それにより、このナノチューブは垂直方向と軸外から繊維方向においての強度を向上させ、更に破断強度も向上しました。業界をリードするHMXカーボンに比べ繊維同士の結合力が上がり、かつてない抵抗力が生まれました。

T1000Gは世界で最も高い張力強度を持つ繊維で、従来は航空宇宙・防衛にも使われています。この新しい素材の使用する事で、フレームは軽量でありながらも妥協の無いパワー伝達性を兼ね備えられているのです。
HMX
引張係数:154GPa
引張強度:2950GPa
SCOTTは現在、自転車業界全体で使われている高弾性カーボン繊維と呼ばれる素材に改良を加えました。

HMXはSCOTTが使用する混合繊維で、同じ重量のHMFに比べ剛性が20%上がっています。この高性能な素材を活かし、SCOTTのエンジニア達は驚くほど軽量で素晴らしい乗り心地のバイクを生み出しました。

しかしHMXはHMFに比べ値段が3倍ほどする為に、ハイエンドなTeam IssueやPremiumフレーム等にのみ採用されています。
HMF
引張係数:125GPa
引張強度:2450GPa
このカーボン素材は最大限の強度を引き出しつつも軽量性を兼ね備え、最高のライディングの為の剛性と強度が最適なバランスで取られています。

SCOTTのエンジニア達は完璧なレイアップとカーボンチューブを作るために、今まで培ったノウハウを活かしました。HMFは業界標準よりはるかに優れた強度が得られています。

WHAT IS THE DIFFERENCE



MXフィラメントはHMFカーボンに比べ剛性が高く、直径も小さくなっています。よってHMXフレームは同様のHMFフレームと同じ剛性を得る際、より薄く作る事が可能になります。

そしてHMXとHMFの主な違いは重量です。
HMFフレームに比べ、HMXフレームは14%軽く仕上がっています。

FRAME WEIGHT ADDICTでのカーボンタイプ比較(FRAME / FORK)

ADDICT SL 710 / 280g
ADDICT Team Issue 775 / 305g
ADDICT 10 890 / 360g


CARBON FRAME PRODUCTION PROCESS

自社で全てのカーボンを開発できるSCOTTだからこそ、
公開可能な生産工程


デザイン&エンジニアリング
SCOTTは全てのカテゴリーにおいて最高のバイクを作ります。エンジニアリングはとても重要で、最高のパフォーマンス基準と機能重視のデザインを実現するためにはカーボンがあらゆる点においても最適化されていなければなりません。この粗雑で黒光りする繊維が正しく使われた時、目的に合った独自の質の高い構造が得られるのです。これがSCOTTの特長的な“感覚”を得る方法です。
HMXカーボンファイバーの精密なトリミング
上質なレイアップのカギとなるのはレーザーカットされた形状です。シートの材料を余すことなく使用する為、細心の注意が払われます。HMX-SLやHigh Modulus Xtreme SuperLightはSCOTTのエンジニア達が開発した独特に組み合わされた高弾性繊維で、“一般的”なHMFと比べとても高価です。材料の“偏り”や繊維方向は軽量構造で作る際にとても重要な要因なのです。そして製品の一貫性と特長的な“感覚”を保つ為、0°、20°、45°と厚みを厳しく監視しています。カーボンエキスパートとは、最初から最後までの高い品質基準を意味します。
レイヤーの準備
ここには1つのフレームを組み立てるのに必要な20を超える事前に準備された全てのサイズの部品があります。精密な反復こそが成功のカギです。エキスパートの準備なくしてはこの品質は守れません。SCOTTのエンジニア達は準備工程にも誇りを持って取り組んでいます。
IMP‐予備成形
IMP(統合モールド工程)はSCOTTのエンジニア達によって開発されました、1つのステップで複数のチューブを作成しつつ、レイヤーも完全に管理されています。カーボンが完全に最適化される事により、軽量構造が可能となりました。IMPの形状は綿密に作られ、フレームの接合部分に起こる使用時の負荷をコントロールします。この工程で重要な原材料へのプレテンションは必ず手作業で行われ、材料の最適化の一過程になります。そしてカーボンの引っ張り強度が最大限まで高められるのです。
IMP‐成型工程
成型工程でレイヤーが硬化している間圧縮されます。これにより質の高い構造と更なる最適化が施されたHMXファイバーに完全性が加わるのです。この独自のIMPは私たちの20年を超えるフレーム材料としてのカーボンへの深い関わりの賜物です。私たちはカーボン溶接を考案し、そのプロセスは自転車 業界で幅広く使われていますが、IMPの専門技術は企業秘密として守られ、そのおかげでカーボンフレーム製造において業界トップの座に居続けています。
機械加工
正確に最終製品を組み立てる為、フレームの公差を超えた部分は再度調整されます。
結合とレイアップの第2ステップ
事前に作成された様々な胴体パーツの組み立て工程は複雑なパズルを完成させる様なもので、高品質の製品を作り続ける為の注意力と精密性が不可欠なのです。これがSCOTTのフレーム作成の最終工程です。
品質管理
SCOTTのエンジニア達は高いレベルの品質管理をし続けています。破壊試験は一定 の間隔で生産工程中に行われます。シリアルナンバーにより誰がフレーム作成に携わったかが特定でき、更にそのフレームが製造された日付も分かるのです。品質管理により、製造時における一定レベルの品質を保証します。
強度・剛性テスト
フレームは品質管理工程でいくつもの厳しいテストを受けます。疲労試験は完成品の長期耐久性を評価する為に行われています。フレームが耐えなければいけないベースラインは人間が構造に課すことの出来る量の20倍以上。私たちが生産する全てのフレームは自転車工学から最高の評価を受けている独立したテストラボにより、安全性と耐久性を調べられています。
マスキングとペイント
素晴らしいフレームにはそれに見合うだけのカラーとデザインが施されるべきです。SCOTTのカッコいいバイクの為に、高品質のエナメルと魅力的なデザインを選んでいます。
ステッカーとクリアコート仕上げ
全てのステッカーは手で貼られ、耐久性のあるクリアコートが仕上げに施されます。
品質管理と発送
全てのSCOTTフレームにはシリアルナンバーがあり、品質管理者たちが全ての製品をそれぞれの手順での追跡を可能にしています。

THE CARBON EXPERTS

SCOTTは独自のCARBON EXPERTの手によって生み出される高い技術と精度で、あらゆるサイクリストのニーズに対して軽さと共に、空力や快適性を用い満足して頂ける先駆的な製品を開発しています。

専用ファクトリーだからこそ可能にする安心のアフターサービス。

SCOTT バイクの品質保証につきまして
ご購入いただいたSCOTTバイクの取り扱いについては、ご購入の際にSCOTTバイク正規取扱店よりお渡しする、「取扱説明書」をよくお読み下さい。

SCOTT では、組立完成品のバイクご購入時に、部材の欠陥や組み付け不備があった場合、弊社製フレームとスイングアームにつきましてはご購入日から最大5 年間の保証(メンテナンス要件に従った場合)を設けております。この5 年間の品質保証は、「取扱説明書」に記載しているメンテナンス要件に従って年1 回のメンテナンスサービスが、SCOTT バイク正規取扱店で行われた場合のみ付与されます。

※詳しい保証内容につきましては「取扱説明書」の「保証」の項目をご覧下さい。

SCOTT バイクのアフターサービスは、全てご購入いただいたSCOTT バイク正規取扱店を通じて行われます。SCOTT バイクを安全かつ快適にご使用いただくため、SCOTT バイクの正規取扱店でご購入ください。
SCOTT バイク保証期間


製品の仕様やデザイン・原産国は予告なく変更される場合があります。素材の価格変動などの諸事情により、希望小売価格が変更される場合があります。印刷上のカラーは、実際のカラーと若干異なる場合がございますのでご了承ください。